新年会っぽい交流会に出席
 お久しぶりです、とドンに挨拶したらうちの現役生たちに「僕たちも久しぶりです」といわれた。そういえば発表会以降ほとんど顔出してないなぁ。そろそろ忘れらるかもしれん。

 久々に(生で)手品を見た。なんというか、手品をみて美しいと思ったのは久しぶりだ。手品が知識や技法の自慢になってはいけないけれど、きちんとこなされる技法は美しくもあるのだなぁと再確認。正しいものはいつだって美しいのである。

 演者とお客様の関係や云々で最近悩むことが多いのだが、そんなに悩むことはないのかもしれないという気もする。自分の好きな手品をきちんと演じればそれなりに評価はされるのかも。好きな手品とよい手品が必ずしも一致するとは思っていないが、「私の場合結構近いんじゃないかな」というくらいの自信はもっておきたい。


 ここ数年手品への興味が薄れているような気がしていたのだが、それは注目する部分が変わってきたのだと最近思う。以前は不思議さ、賢さ、かっこよさなんかをずっと考えていた。2年前のイリュージョンあたりまでは確実にそうだった。
 では最近は何なのかというと手品と日常生活との境目あたりが気になっている。うまくはいえないけれど、奇術がもっとも力を発揮するのはどのようなときなのか、ということ。行き過ぎれば宗教、あるいは詐欺なんかに非常に近くなってしまうのかもしれないけれど、ちょうどいい位置というのがあるはずなのだ。「手品だとわかってる、でも奇跡だと信じたい」みたいな。そういった体験は意外と日常に転がっているものなのだが、手品(手品的な思考)を用いればその数を増やせるんではないか、あるいはもっと素敵に演出できるんではないかと思うのだ。そうすれば人生もっと楽しくなる。仕掛けるほうも、仕掛けられるほうも。


 しかしそういった日常生活における手品と、お金をとって人をたのしませる手品はひょっとしたら違う分野なのかもしれないと昨日の交流会で感じた。家庭料理と外食のような感じで。だからまたちょっと好みが変わるかもしれない。



 というわけでいつもどおりまとまりなくぐだぐだと書いたが、要は昨日の交流会は面白かったということである。これから忙しくなるというのに、またやりたいこと、考えたいことが増えてしまったという点ではやばいけれど。そんなわけで参加した皆さん、ありがとうございました。またやりましょう。